「デジタルマーケティング」という言葉をニュースやメディアなどで目にすることが多くなりました。
これまで解説してきた「マーケティング」とどう違うのでしょうか?
デジタルマーケティング
たとえば、「NETFLIX」や「YouTube」で映画や動画を見ることや、「電子書籍」を読むこと、
「ウーバーイーツ」で注文することなども、すべて「無形商材」のサービスです。
つまり、ネットを通してデジタルデータとして提供されるサービスがこれに当たります。
実は、今見ているこの動画
もデジタルコンテンツの一つです。
「デジタルマーケティング」が注目されるようになったのは、
こうしたサービスが増えてきたからだけでなく、スマートフォンやインターネットが普及して、
「デジタル(データ)」と「モノ」が直接つながるようになったからです。
「マーケティング」とは、製品やサービスをどうやって売るかを考え、実行する活動全般を指します。
それに対して、「デジタルマーケティング」は、インターネットやデジタルテクノロジーを使った
マーケティング活動を指します。
デジタルマーケティングの流れ
流れとしては、次のようになります。
ステップ | 内容 |
1 | サービスや商品の顧客情報、購買データの収集 |
2 | データ分析 |
3 | ユーザー動向にあった広告・プロモーション施策、目標値、予算や計画の立案 |
4 | 広告・プロモーションの実施と実行 |
5 | 施策結果の検証・データの収集 |
6 | 商品・サービス開発への反映 |
この一連のワークフローのサイクルを「PDCA」と言います
P=Plan(計画)、D=Do(実行)、C=Check(検証)、A=Action(改善)
デジタルマーケティングでは、データを使って情報を見える化し、それを分析して実行することが重要です。
知識や経験はもちろん大切ですが、想像力や数字の読み取り、クリエイティブなスキルも求められます。
結果や効果が早く出るため、スピーディーな対策が必要です。
チームで連携しながら進めることが多く、各メンバーの得意な分野からなるチームが組まれます。
しかし、協力するためには一連の流れや用語、業務内容を理解する必要があります。
例えるなら、サッカーや野球のチームのように、自分の役割やポジションを把握し、
他のメンバーの役割も理解しながら、チームの目標に向けた戦略と実行を協力して行うイメージです。
企業が欲しがる「マーケティング人材」を目指して、スキルアップすることで、
自身の就職や社内評価が高まるだけでなく、必要とされる重要なポジションを掴めるでしょう。