見積書作成フォームから自動で見積書を作成する方法

ビジネスにおいて、見積書は欠かせない書類の一つです。
会社のテンプレートがあっても、毎回手入力で作成すると塵も積もればなんとやら…ボリュームになります。
そこで、見積書作成フォームを使えば、入力する箇所が簡素化できますし、少し改変して使い勝手に配慮すれば
相手に入力してもらうことで、そのまま見積書として自動で作成まで可能となります。

目次

見積書自動作成フォームについて

用意するもの

  • 見積書作成フォーム(本記事からダウンロード可能)
  • フォームに入力された内容を、見積書に反映するスプレッドシート(同じくダウンロード可能)
  • 見積書原本(同じくダウンロード可能)

手順

STEP
当記事のダウンロードフォームよりフォームをダウンロードする。

使い方がわかったら簡単に改良できますので、まずはデフォルトのままご利用ください。

ダウンロードしたフォームおよびスプレッドシートは、コピーしてお使いください

コピーして使う理由として、ひとつひとつのファイルにはリンク(URL)があります。

このうち、/d/〜/editまでの間の半角英数字の羅列がファイルURLになってます。

https://docs.google.com/forms/d/11K6sVbe3ZDXdeW1XJt3utTXyRp6LMUPvTdSMFNiTF74/edit
赤字部分がファイルURL

これらがファイルごとに異なるため、

コピーして最新の一意のものをご利用いただくのが良いでしょう。

STEP
見積書(回答)のシートについて

次に、見積書回答を開くと、フォーム入力された情報が飛んでくる仕様になっています。

ただし、このままではダメでして、メニューバーの「拡張機能」⏩「Apps Script」を開きます。

2行目の(’この中の半角英数字’)をコピーしたフォームの/d/〜/editまでの間の半角英数字の羅列

に置き換えてください。

STEP
見積書作成のシートについて

このファイルは、一番左のファイルにならった形式で

入力フォームの情報を反映して、新しい見積書を作成してくれます。

そのためには、STEP2の見積書回答のメニューバーの「拡張機能」⏩「Apps Script」を開きます。

20行目の(’この中の半角英数字’)を見積書作成スプレッドシートの

/d/〜/editまでの間の半角英数字の羅列に置き換えてください。

利用する上での注意点

見積書作成の工数を減らしたり、入力を効率化することはできていますが、

外部に提出することが前提のデータなので、最終確認はマンパワーで行いましょう。

この記事を書いた人

岩手県釜石市出身。

コーディングを学習したり、ITツールをいじっているうちに
情報サービスの仕事に就きたいと考える。

しかし、釜石にはそういった職種がなく、選択肢が少ないことを知る。
地方の職種の多様性を広げていきたいと考える様になり現在に至る。

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